ここ数年間でルイボスティーは、注目度がすごく高いお茶として人気を集めています。
人気の理由は、妊活や妊娠中、授乳中の女性でもノンカフェインだから安心して飲める点です。またアンチエイジング効果やリラックス効果もあります。
ルイボスティーが美容や健康に良いことは知っていても、具体的にどのような栄養が含まれているのかわからないという方へ、栄養たっぷりルイボスティーの効能について調べてみましたので、参考にしてください!
また記事後半では、ルイボスティーおすすめの飲み方もお届けしますよ!
ルイボスティーの特徴について
参考元:ルイボスを訪ね、ケープタウンへの旅|生活の木
https://www.treeoflife.co.jp/library/partnerfarm/herbtravel/vol19.html
ルイボスティーは、南アフリカのケープタウンのセダルバーグ山脈の一帯にのみ自生するマメ科の針葉樹のことです。特徴的なのは、ルイボスはセダルバーグ山脈以外の場所では、栽培が極めて難しく、この一帯でしか育てることができません。
セダルバーグ山脈一帯は、海抜450メートル以上の高原地帯で、冬の平均気温が0℃、夏の平均気温が40℃以上と寒暖の差が激しいです。
また、降雨量も非常に少なく、湿度が低く乾燥している地域でもあります。ある意味、このような特殊な環境でしかルイボスを栽培することができません。
これまで他の地域でも栽培を試みましたが、成功例は報告されていないという大変貴重なお茶といえます。
南アフリカ有数の港町「ケープタウン」などでは、アフタヌーンティーとしてルイボスティーが飲まれているそうです。世界的にみても、コーヒーや紅茶と並んで、人気の高いお茶となっています。
ケープタウンの景色↓
参考元:ルイボスを訪ね、ケープタウンへの旅|生活の木
https://www.treeoflife.co.jp/library/partnerfarm/herbtravel/vol19.html
ルイボスティーは、カフェインレスなだけでなく、食品からの鉄分を阻害しない点でも、妊活や妊娠の方など鉄分が不足しやすい時期にもぴったりです。
ルイボスティーおすすめの効能について
ここからは、ルイボスティーに含まれるおすすめの効能についてご紹介します。ルイボスティーが体に良いのは知っているけど、どのような効能があるのかわからない、もっと気になるという方は、ぜひチェックしてください。
ミネラルが豊富に含まれる
ルイボスティーに非常に多く含まれているのが「ミネラル」です。鉄分・カルシウム・カリウム・銅・マンガン・亜鉛・マグネシウムやアルファヒドロキシ酸まで、すごく豊富。
鉄分
特に妊娠中に不足しがちな鉄分。鉄分が不足することによる貧血を予防し、酸素を体のすみずみまで運びます。
銅
銅は骨髄でヘモグロビンを作る際、鉄分の働きを良くします。不足すると、貧血や骨が弱くなる原因にも。
カルシウム
成人の体内に1kgほど存在し、そのほとんどが骨や歯の成分です。カルシウムが不足すると、骨がもろくなるほか、血管老化の原因にも。
カリウム
血圧を調整し、高血圧を予防してくれます。
マンガン
生殖や成長を正常に保つ。ホメオステイシスの維持をします。
亜鉛
体の成長の促進。亜鉛が不足すると、貧血・食欲不振や知的障害などの原因にも。
マグネシウム
体内に約30g存在しており、その70%はリン酸マグネシウムとしてカルシウムと同様に骨や歯に存在。カルシウムと一緒に摂取することで骨粗鬆症予防にも。
アルファヒドロキシ酸
角質細胞の接着を弱めて、古い角質の除去。肌のターンオーバーを促進し、美肌に。
ルイボスティーに含まれるミネラルには、胎児の成長を促進させるものや、貧血を防止する成分、美肌効果のある成分など妊活や妊娠中の女性だけでなく、美容や健康を意識した方にも魅力的。
参考元:Rooibos Tea ルイボスティー|日本SOD研究会
http://www.sod-jpn.org/pdf/rooibos.pdf
高い抗酸化作用を持つ「SOD(スーパーオキシドジムスターゼ)」
ルイボスティーには、「SOD(スーパーオキシドジムスターゼ)」という酵素が含まれています。
この酵素は、私たちの体内で過剰となった「活性酸素」を除去してくれるのです。
活性酸素は非常に酸化力が強いため、正常な細胞を傷つけ、がんや脳卒中、心筋梗塞、動脈硬化、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、老化、シミ、そばかすなど様々な病気の原因になります。
SOD酵素を摂取することで、アンチエンジング効果が期待されます。女性であれば、健康だけでなく美容にも良いです。
カフェインレス
紅茶やコーヒーに多く含まれているカフェインですが、ルイボスティーには全く含まれていません。カフェインは、交感神経を刺激して、その働きを促進させます。
カフェインレスだからこそ、リラックス時に働く副交感神経が働きリラックス効果もあります。
妊娠中にカフェインを過剰摂取すると、妊娠初期の胎盤が形成される間に、血管を収縮させ、お腹が張り、流産のリスクもあります。
また、妊娠中期・後期・出産前後でも胎児の発育に影響を与える可能性があります。
これらのリスクがないルイボスティーは、妊活・妊娠中の女性にもおすすめ!
低タンニン
ポリフェノールの1種である「タンニン」は、妊活や妊娠中の女性に重要な鉄分の吸収や葉酸の働きを妨げる作用があります。しかし、ルイボスティーであれば、タンニンが含まれているものの、ごく少量ですので、メリットが多いです。
ルイボスティーおすすめの飲み方とは!
ここからは、ルイボスティーが好きな僕が手軽に作れて、おすすめするルイボスティーの飲み方についてご紹介します!
今回使用するルイボスティーはこちら!
以前「ここりずむ.com」でもレビューをした「ベジストーリー」のルイボスティーです。レッドルイボスよりも栄養価が高く、爽やかな飲み口が魅力!
ベジストーリーのグリーンルイボスティーは、 SOD酵素がたっぷり含まれていて、活性酸素を除去したり、お肌を整えたり、妊活・妊娠中に欠かせない鉄分も補給できます。
下記のリンクからベジストーリーのグリーンルイボスティーの特徴やレッドルイボスティーとの違いについてみてみてください。
毎日ルイボスティーを飲んでいると、飲みやすいルイボスティーでも飽きてくる方もいると思いますが、なんにでも合わせやすいルイボスティーは、ジュースや紅茶、牛乳に合わせるなどアレンジも豊富です。
ルイボスラテ
ヨーロッパのスターバックスでは「ルイボスラテ」も登場するほど人気のルイボスラテ。自宅でも、ルイボスティーと牛乳を合わせるだけで簡単にできますよ。
僕の自宅には、ミルク泡立て器がないため、ラテらしく泡立ちませんが、グリーンルイボスに牛乳を少量混ぜ、スティックシュガーを入れるだけで完成!
飲み口は、ホットミルクのように後味に牛乳臭さが全くなく、ルイボス茶葉ですっきりしていて飲みやすいです。泡立てたらもっと美味しいと思います。
4歳になる息子も「美味しい」と飲んでいました!!ポイントは、牛乳の分量をあまり多く入れないことです。
ホットミルクが苦手という方にもおすすめですし、寒い朝でも体がポカポカしますよ。
ルイボスソイラテ
ルイボスソイラテも、グリーンルイボスティーを作っておいて無調整豆乳を適量混ぜるだけです。こちらも泡立てをしたら完璧ですね。僕の場合は、スティックシュガーを入れることで、すごく飲みやすく、体もポカポカとしました。
ルイボスラテよりも、大豆の香りがして、豆乳好きにはたまりません。ちなみに、ルイボスラテの方があっさりしていて、ルイボスソイラテの方がコクのある感じがしました。うまいです!
ホットケーキルイボスミックス
続いては、ホットケーキミックスにルイボス茶葉を混ぜ合わせたホットケーキルイボスミックスです。
作り方は、とっても簡単でホットケーキミックスを混ぜ合わせるときに、ティーバッグから茶葉を取り出し、混ぜて焼くだけです。
「これがすごく美味しいのです!」
通常のホットケーキミックスだと、甘さが際立つと思うのですが、ルイボス茶葉を入れると香ばしい香りになり、味についても茶葉のほろ苦さがほんの少し広がり、大人のホットケーキになりました。
僕個人的には、通常のホットケーキよりもこちらの方が好きです。4歳になる息子も「うまっ!」と言って、すぐに食べてしまいました。これはイチオシですよ!
ルイボス茶葉をホットケーキに入れることで、カルシウムやマグネシウム、鉄分などお子様のおやつにぴったりの栄養がたくさん!
まとめ
ルイボスティーの効能は、すごく豊富で妊活、妊娠中の方でも安心して飲めます。また、不足しがちな鉄分やカルシウムを補い、肌のターンオーバーも促進します。、まさに「奇跡のお茶」ですね。
ルイボスティーのアレンジレシピなど「ここりずむ.com」では、今後もルイボスティーの魅力について発信していきます。