「誰もが自分らしい人生を送りたい」と願っています。僕も過去は「自分らしさ」とはなにか、「自分らしい生活を送るにはどうしたら良いのか」について深く考えたことがあります。
もし今、あなたが自分らしく生きている自信がない、周囲に気を使って本来の自分を発揮できていないのであれば、生活習慣を見直してみると良いかもしれません。
ここでは、自分らしく生きたい人におすすめの「足し算と引き算の法則」についてご紹介します。足し算と引き算をうまく使いこなすことによって、自分らしく過ごすことができます。
- ほとんどの人が足し算で生きている現状とは?
- 人生に引き算の概念を取り入れると見える景色が変わる
- 【実例】自分らしく生きる!人生に引き算をすると暮らしはこう変わる
- もちろん引き算だけが全てじゃない!足し算があっても良い。
- 不要なものは買取サービスを利用しましょう!
- まとめ
ほとんどの人が足し算で生きている現状とは?
みなさんは「豊かな自分らしい生活」と聞いて、どのような暮らしをイメージしますか?僕なら、好きな車に乗って、大きな家を建ててと、家族とできるだけ多くの思い出をつくるなど多くの夢が膨らむかもしれません。
僕のように「あれも欲しい、これも欲しい」という方は、非常に多いと思います。このように、全ての人がそうではありませんが、基本的に私たちは、なんらかの所有欲を持って暮らしています。
「車が欲しい」、「家が欲しい」、「会社で昇進して役職が欲しい」など、大きな所有欲から、「ダイソンの掃除機が欲しい」、「ハイスペックのノートパソコンが欲しい」など日常的なものまで、所有欲には限りがありませんよね。
この所有欲を満たす人生は、言い換えると「足し算」を繰り返す人生と言えます。
普段の生活のちょっと何かを付け足せば、もっと幸せになれるんじゃないかと考える人が多いですよね。
「お金持ちになれば、もっと豪華な食事が食べられる」、「ボーナスが上がれば、マイカーを買える」など、人間は人生に足し算をすることで、幸せが得られると考える人が大勢います。もちろん、僕もそのうちの1人です。
しかし、ここで少し違う見方をしてみましょう!
人生に足し算ではなく、引き算という概念を取り入れてみるのです。
人生に引き算の概念を取り入れると見える景色が変わる
私たちは、日々の暮らしに足し算を取り入れています。しかし「引き算」の概念を取り入れてみるとどうでしょうか。
引き算の法則とは、近年流行している「断捨離(だんしゃり)」や「ミニマリスト」などが、まさに引き算の法則になります。
たとえば、断捨離という概念をみると、今あるモノのうち「必要なモノ」と「不必要なモノ」を見極め、本当に自分にとって重要なものを選択し、それ以外のモノは切り捨てるという考え方です。
そうすることによって、自分の必要なモノがはっきりとわかり、室内がすっきりとするばかりか、モノで溢れかえる必要がなく、気持ち的にも穏やかに過ごせます。
僕も経験したことがありますが、モノで溢れかえる室内で過ごすと「あれもやらなきゃ」と常に思考がフル回転し、本当に必要なことに集中できませんよね。
次に「ミニマリスト(minimalist)」ですが、ミニマリストは「最小限主義者」という意味です。
最小限という意味である「ミニマル(minimal)」から派生した言葉で、モノで溢れる時代に、あえて必要最低限のモノしか持たずに暮らすことです。
モノが溢れている状態ではわからなかった、自分にとって大切なものや幸せにフォーカスできるという考え方です。
さて、これらの「断捨離」や「ミニマリスト」は、言い換えれば、モノで溢れた生活から「引き算をする」ということでもあります。
ここで引き算をしてみて、生活や人生がどう変わったかを実例を交えて見ていきましょう!
【実例】自分らしく生きる!人生に引き算をすると暮らしはこう変わる
ここからは、人生を自分らしく過ごすために「引き算」の概念を取り入れた暮らしぶりを実現する人にフォーカスをし、実例を交えてご紹介します。
馴染めない会社からリタイアしたことでより自分らしく!
この実例は、「ここりずむ.com」運営者である、ともぞうの例になります。手前味噌の部分もあるかもしれませんが、自分らしい生活を実現したい人の参考になれば幸いです。
僕は、介護職から未経験でWeb制作会社に転職をした経歴があります。念願かなってWeb制作会社に転職をしたわけですが、その職場になかなか馴染めませんでした。
主な理由は、やはり人間関係を構築することができなかったからです。初対面でどう話して良いのかわからず、自分から積極的に声をかけることもできませんでした。
また、納期に間に合わせようと必死になりましたが、仕事が遅く、プレッシャーで次第に吐き気がするように。
自分の視線が気になり、人に迷惑をかけていないか考えるうちに、仕事への集中力も低下していったんです。
そして、僕は退職することを決意しました。
もちろん、退職する前は「念願の仕事を辞めて良いのだろうか」と葛藤する日々が続きましたが、僕が体調を壊していたことを妻も知っていたので、すごく心配され、総合的に判断し退職したのです。
子供もおり、退職してもすぐに職を見つけなければならず、僕はクラウドソーシング「ランサーズ」 」に登録をしました。
そして、未経験でWebライターとして生計を立てることに。
ここで、非常に不思議な現象が僕の身に訪れます。
それは、会社や社会という概念を自分の人生から、引き算をし、削除したことで、社会に交わっていた頃よりも「仕事に積極的」になれ、さらに「初対面の人とのコミュニケーションが以前よりも好きになりました」。
おそらく、このような現象が起きた背景には、人付き合いや会社など、自分を縛りつけていたものを引き算することで、周囲の反応や社会不安障害の症状を気にする必要がなくなり、仕事に集中できるようになったのだと思います。
また、フリーランスで生計を立てることで「1人でもやっていける」と自信が高まり、これまでよりも人とのコミュニケーションにやる気が出てきました。
僕のように、社会とのつながりを引き算すると、一見コミュ障気質が悪化するように思いますよね。しかし、実際には引き算をしたことで、余計なものが取り払われ、視界がクリアになりました。
無印良品だけ残しミニマリスト生活をするやまぐちせいこさん!
人生に引き算をして「自分らしく」生きている方の代表的な存在といえば、ミニマリストの「やまぐちせいこ」さん。
やまぐちさんは、ミニマリストとして「ライフオーガナイザー1級」や「整理収納アドバイザー1級」の資格を持ち、「少ない物ですっきり暮らす」をテーマに、Webサイトでの片付け方や、書籍などで少ない物ですっきり暮らすノウハウを発信しています。
やまぐちさんは、なぜミニマリストになったのかという問いに対して、以前の性格が関係していると言います。
以前のやまぐちさんは、感情的で飽きっぽい性格で、いろんなことを学んで、もっともっと成長したいと思っていたそうです。
しかし、実際には現実の自分の人生に全然満足していなかったそう。
仕事で疲れて、いつもイライラ。
大切にしたい家族がいるのに。
やまぐちさんは、そのときの心境をこのように語っています。
1 日の家事が終わって、リビングをぼんやりとながめていたとき、カラフルなインテリアとたくさんの雑貨たちに囲まれても、全然幸せじゃない自分に気づいて、泣きそうになりました。私は、本当は何がしたいんだろう、と考えました。
引用元:脱帽!ミニマリストの生活はこんなに合理的|東洋経済ONLINE
そんなとき、ブログをスタートし「持たない暮らし」をスタートさせました。
仕事も辞め専業主婦を選ぶと、このように感じたと言います。
「ああ……私って、多くのことをたくさん抱えて生きるより、ひとつのことに集中するほうが生き方として合うんだなぁ。そして、そういう生き方のほうが、好きなんだ」。ミニマリスト生活を実践するうちに、モノから、生き方を教えてもらった気がしています。
引用元:脱帽!ミニマリストの生活はこんなに合理的|東洋経済ONLINE
ミニマリストになってから、幸せの感じ方が以前の「あれも!これも!」と変化を求めていたときとは変わり、干したタオルの清々しさや、差し込む西日に見とれてしまったそう。
そして、日常のささいな生活に幸せを感じるように。
このように、やまぐちさんの暮らし方は、ミニマリストのお手本となり、多くの方にリスペクトされています。
好きな雑貨や好きな洋服に溢れた日々が、必ずしも幸せに通じるとは、限らないんですよね。
やまぐちさんの公式ページはコチラ
やまぐちさんの関連書籍
もちろん引き算だけが全てじゃない!足し算があっても良い。
僕は、やまぐちさんのような生活も憧れますし、すごくリスペクトしています。
僕自身も人生の引き算をすることで、会社や社会と距離をとり、その結果として無理に人間関係を頑張らなくても良い「自分らしい生活」を手に入れることができました。
ただ、僕自身は引き算と足し算の法則を組み合わせることも1つの方法かと思っています。
必要でないものは、引き算ですっきりスマートに、今後の夢や目標はどんどん足し算して視野を広げる。
この循環で生活をすると、今のところ僕の人生は自分らしく過ごせています。PDCAサイクルのようなもので、あまりに足し算をしすぎて心が重くなっているのなら、まずは自分の人生で何が引けるのかを考えてみると、案外、楽に、そして自分らしく過ごせますよ!
不要なものは買取サービスを利用しましょう!
自分に必要なものとそうでないものを区別するためには、「断捨離」を行うと良いです。
断捨離を行うことで、本来自分に必要なものなのか取捨選択でき、本当に必要なものだけが残るため、室内がすっきりするばかりか、室内が散らからず思考力も上がります。
常に「片付けなくちゃ」と考えているとその分思考力を使ってしまい、もったいないですよね。思考は本当に重要なことだけに集中したいものです。
日本最大級の買取サービスを展開する中古書店「ネットオフ」では、本やコミック、CD、DVD、ゲームソフトなどを買取できます。東証マザーズ上場企業「リネットジャパングループ株式会社」が運営しているだけあって安心感があります。
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また、ネットオフは販売も強化しており、インターネットユーザーのために40万タイトル、および100万点の商品がラインナップしています。
必要のないものは、この際に買取に出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
人生は足し算と引き算の法則をうまく使いこなすと、目標や夢が明確になり、幸せとは何なのかを知るチャンスが広がります。
僕には、Webライターとしてさらに成長するという目標や、ブログ運営にさらに力を入れたいという目標があります。
夢や目標は足し算をしてモチベーションを高めて、自分にとって必要なものとそうでないものを引き算して、僕は会社や社会とのつながりに距離をおきました。
結果、会社や社会とのつながりを持たないことで、1人の方が仕事しやすく、集中できました。また、自分のペースで仕事を進められるためストレスも会社員時代と比べて、非常に少ないです。
自分で仕事を管理し、空いた時間でスキルを高める学習もでき、残業続きの会社員時代には味わえなかった喜びを感じています。
もし、このブログを読んでくださっている方が、「自分らしく生きたいのに毎日がつらい」「喜びを感じることができない」と感じているのなら、一度「足し算と引き算の法則」を使ってみてはどうでしょうか。